4月23日(月曜日)

戸田のデバンは一時間遅れでスタート。ちょうどそこで人生相談の始まりです。今日の相談は娘の結婚に反対したら、娘が出て行ってしまった。簡単に言うとそういう内容です。母親が相談者なのだが、話が進むにつれて、よくここまで明け透けに人を差別出来るものだと思った。

親が反対した相手の所に勝手に嫁いで・・・一方的に縁を切るような・・・向こうの親は・・・最初のうち、この母親の言い分がわからなくは無かったけど・・・ってな感じであった。

ところが、加藤諦三先生から森田浩一郎先生の解答にバトンタッチされると話が一変する。様はこの家は、娘の結婚相手が高卒である事を理由に、反対しているのだ。それも相手に会う以前にそれだけで反対しているという。森田浩一郎先生に問い詰められるとはっきり「高卒だから反対している」と言った。「そんな事言ったら世の中の高卒の人に怒られるよ」と切り返されて、反省していたけど・・・結局家を出て行った娘の方がよく分かっていて、「プライドの高い家」と言われた事をこの母親は認めていた。

今のご時世バカ田大学の様なものもある。それでも学歴社会というか、学校歴社会でしょう。別に否定もしない。それなりの大学出て、それなりの会社の、それなりの役職についていれば、それだけでもへぇ~ってなもんです。でもここまで明け透けに、そう言う価値観を披露出来るもんだな。感心する。きっと本当にそれなりの家柄なんだろうけどね。

この母親の話を聞いていると、遠い昔関わりがあった、クラスメイトの母親を数人思い出した。平気で我が家とあんたの家は違うってな事を言う母親がいたもんだ。子供心に今でも忘れない嫌な感情を思い出した。

そこでふと気がつく。別に今も昔もこの手の奴は沢山いる。自分が関わらなくていい様に振舞っているだけなのである。例えば仕事関係。誤解の無い様に言っておくが、今の会社でどうのこうのと言う人間はいない。少なくとも私の側からみたらね。ただ、仕事とプライベートはきっちり分けているので、職場で嫌な思いをする事は少ない。

家には寝に帰るだけだし、近所に嫌な奴がいても分からない。もし気が付いても近付かなければいい。向こうから攻撃を仕掛けない限り、こっちは知らん振りだ。

インターネットの普及が主な理由だろうけど、お互いが自立して自己責任で行動を取れない様な付き合いはしない事にしている。大仰な言い方だけど、「何時に何々駅のどこそこ口に集合」って約束をして、来られない奴は知らない。例えるならそう言う事です。

一時期これすら出来ないバカが、下に付いていた時があったけど、俺は社員として認めていなかった。人事評価以前の問題です。

話はそれちまったけど、自分で色を付けて、それ以外の色の人間は人に非ずの扱いをするこの母親には驚きでした。本人に問いただせば、「そこまでは言っていない」と言うかもしれません。でも俺はこう言い返す。「同じ人間だったら、会う前から反対する事は無いでしょう。会う前から反対って事は人間扱いしてないのと一緒だよ。俺だって狗猫と結婚した言って娘が言ってきたら会わないけどね。」

子供の頃嫌な思いした同級生の母親を思い出したので、ちょいと熱くなっちまったな。俺の女体好き、女嫌いはここが原点かな?

遅れ気味に始まった戸田のデバンも終わり、青海まで戻ってきた。いつものコンビニの前に車を止めて、トイレと買い物を済ませる。10分経ってないね。すると40フィートコンテナを繋いでいる俺のクルマを、駐車違反で取り締まろうとしているじゃない。大声を出して止める。写真を撮る前だったので退散したが・・・法的にはあれで取り締まっても問題ないでしょう。しかし全てにおいて理不尽なので抗議した。でも反論はおろか、反応すらしない。抗議に対して何も言えないなら、取り締まりなんてやるなよ。反論も反応もしないから、一通り罵っておきました。性格と口の悪さは誰にも負けないからね。人生相談に出てくるおばさんが、娘の結婚相手をさげすむなんてかわいいものかな?

ようするに、事なかれ主義で取り締まりやすい所をやるんだろうな。どうりであの通りは、最近クルマが少ないと思ったよ。大型車の俺がこんな経験をするのだから、タクシーや宅配業者はたまったもんじゃありません。駐車違反の取り締まりは、民営化されて質が悪くなったね。

八王子でバス運転手が刺された事件と、京都の亀岡の交通事故はちょっとショッキングだったな。それは明日以降です。

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